共感性羞恥
こんにちは。乾家です。いかがお過ごしですか。
僕は別に有名でもなんでもないただの田舎のチャラいおじさんなのですが、こうしてブログ書いてると有名なエッセイストとかコラムニストになった気分ですね(まだ2回目のくせに)
そういう気分に浸りながら今後も細々とブログを書いていきたいと思ってます。
本日は「共感性羞恥」について書いてみます。
「共感性羞恥」とは、
他人が恥をかく、叱責される、失笑を受ける、非難されるなどの光景を、実際に、あるいはドラマ、映画などを通して見たときに、まるで自分がそれらを受けているように動揺、萎縮して羞恥心を感じてしまう現象
と、あります。
僕、これが異常に強いんです。
例えばドッキリ番組は絶対に見ないし、バラエティー番組で隠し撮りしてる様子とか流れたら、チャンネル変えるかテレビ消します。
マンガが大好きなんですが、共感性羞恥を感じてしまうような描写やシーンは苦手なので、サラッと流すように読むか、極端な時はそこ読まないとストーリーが繋がらないと分かっているようなシーンでも飛ばしちゃいます。
家で親から、学校で先生から、あるいは会社で上司から厳しく指導された経験お持ちの方、いらっしゃると思いますが、僕の場合、自分が責められているわけではないのに、そういう現場に居合わせると、グラッグラに動揺していたたまれなくなって、もう立ってられないぐらい辛くなるんです。
以前勤めていた会社(某金融機関)で、カウンターで怒鳴り散らす客に部下が責められてたんですが、そういうときって上司の僕が後ろから出ていって対応しなきゃいけないんですけど、これがすごいイヤでしたね~。
自分だけが責められてるのはまだ大丈夫なんですが、
「間近で他人が責められている」
ことが本当に辛かったです。
金融機関だけでなく、客商売ではよくありますよね。
日々こういった状況に耐えながら働いていらっしゃる皆さん、無理しないで程々にね。身体壊しちゃう前に逃げなさいよ。
そういえば思い出したのですが、金融機関で何度かそういう経験があって、同じような状況のときに、真横で部下の女性が思いっきり責められてて、その状況があまりに辛すぎてもうガマン出来なくなって、椅子を蹴りあげて客に向かって、
「もうテメエそのくらいでいいだろ。いい加減にしろよ。マジでころすぞ。」
ってつい言ってしまって、
「あ‥‥ い、いや、今のは冗談ですけど」
ってワケ分からない事言って、一瞬周りを凍りつかせてその後さらに客の怒りを増幅させてしまったこともありましたねー。もう大爆笑です。
そういう経験もあってからか、ここ近年はこの共感性羞恥がより強くなったかもしれません。
やっぱり人生、穏やかなのが一番ですよ。
ただ、のび太がママにめちゃくちゃ怒られてるシーン、あれは特に何とも思いません。
何でかな。のび太がクズだからか。